セーラー万年筆、プロフィット・シャープペンシル

セーラー万年筆、プロフィット・シャープペンシル

セーラー、透明プロフィット全体


化粧箱に入っている、シャープペンです。
定価は5000円!!(これは、シャーペンです(^^;))

国産筆記具の雄、セーラー万年筆のシャープペンシル、プロフィット・ペンシル(透明)です。
セーラーの定番プロダクトと言えば、このプロフィットシリーズ。抜群の筆記バランスで、使う人を思わずニヤリとさせてくれます。

このシャーペンは、そんな抜群の筆記バランスを持ったペンです。
価格的に万人受けするようなことはないでしょうけれど、使ってみれば、そのすごさを実感することが出来る素晴らしい筆記具です。

セーラー、透明プロフィット分解図


透明のデモンストレータータイプの、このシャーペンは、まず見た目にウットリしてしまいます。
内部の構造がよくわかり、芯を繰り出す様子を見ることが出来ます。万年筆にもボールペンにもないメカニカルな機構は、筆記具好きとしては、かなり惹かれる部分です。

芯を繰り出すするさいは、キャップ部全体が動くようになっていますから、掌を開いて行わなければならず、まさにメーカーの狙い通りというか、ノックするときの動作を楽しむようになっています。

やや小ぶりな全体は、じつに扱いやすい。万年筆のようなゆったりとした感じはありませんが、その分、ガンガン小回りがききます。また紙を選ぶことはありません。

セーラー、透明プロフィット、クリップ部

セーラー、透明プロフィット、クリップ部内部の機構


このペンシルには、ガイドパイプが無く、口金先端がほんの少しだけ芯をアシストするようになっているだけです。これによって、「いかにもシャープペン感」がなく、ペン全体を艶やかに見せてくれています。同時に、この先端のおかげで、紙への当たりが、とても優しくなります。

書き心地については、シャープペンの芯の硬さによるので、ここは正直なところ『好み』です。
一概に「これ!」とは、ちょっと申し上げられないのが残念です。

ただ、個人的なオススメとしては、こういう良いシャープペンで、何かを書くときは、B以上の軟らかい芯を入れて使うと、滑らかに楽しく書くことが出来ます。

セーラー、透明プロフィットのペン先


「芯で書き心地が変わるなら、安価なものでもいいのでは?」と思われるかもしれませんが、私の経験から言わせてもらうなら、それはありません。
安い同類は、安い使い心地です。全体の作りも甘いですし、セットアップもそれなりです。

高いシャープペンは、きちんと理由があってその価格なワケで。

良いシャープペンは、やっぱり良いシャープペンなのです。

セーラー万年筆、プロフィット・シャープペンシル。
書くことに楽しさを与えてくれる、とても贅沢なシャープペンです。

セーラー、透明プロフィット、筆記イメージ


セーラー万年筆、プロフィット・シャープペンシル詳細

サイズ 137o
軸径 [筆記部]10o [キャップ部]12o
重さ 15g
芯径 0.5mm
カラー ノンカラー(透明は生産終了)
購入 万年筆の文栄堂楽天アマゾン


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