オマス 360ヴィンテージ リミテッドエディション

オマス 360ヴィンテージ リミテッドエディション

オマス・360ヴィンテージ、リミテッドエディション筆記時イメージ


完璧に見た目からです!

この紺碧色の万年筆を見たとき、一瞬で心を奪われてしまいました。

「どうしても欲しい!」
自分の手に合っているからは、どうでもよくて。

世界限定360本しかない万年筆。
これはもう、ヨーイドン!です。

本当は、実物を見てから気持ちを固めたかったのですが、数店舗まわってはみたものの見つけることはできず、ネット販売でも、在庫無しが目立ってきてしまたので、「えーい、ままよ!」とカートへポチッ。

購入は、海外のサイトで決めました。と言うのも、探していたFサイズ字幅のものが国内のサイトでは見つけることが出来なかったから。くわえて、円高ということもあり、送料を含めても、やや割安で買うことできたためです。

それでも、このペンが自分にとって良いペンかどうかは、ほとんどギャンブル。手元にくるまではドキドキです。

オマス・360ヴィンテージ、リミテッドエディション箱


本品到着まで、3週間ほどかかりました。とても1本の万年筆が入っているとは思えないような大げさな箱で、それは届きました。落ち着いたブルーの箱に、金の文字で[OMAS]。すでに箱を開ける前から、高級感がプンプン。そして、指先がチクチクする感覚を覚えながら、開封。いよいよセルロイドの三角とのご対面です。


「あ!やっべ。デカイぞこれ」
最初の感想です(汗;)

風格、佇まいは堂々としたもの。じつに美しいペンです。
ただし、キャップを後ろに付けた状態の筆記時の長さ約18pは、明らかにオーバーサイズ。キャップは付けて使ってこそ、万年筆は美しいと思っている身にとって、この長さは驚異的。万年筆が手から溢れてはイケマセン。

仕方がないので、このペンにかんしては、キャップを付けずに使うことにします。

さっそくお気に入りのインクを吸入。色は、モチロンです。

この360ヴィンテージのすごいところは、本体の断面が三角形なのですが、インクを吸い切って尻軸を閉めきったときに、ピタリと頂点が合うことです。ガタつきは一切ありません。

オマス・360ヴィンテージ、リミテッドエディションのペン先


書き心地はまず、ニブの柔らかさに驚きます。ペンがしなるというよりも、紙の上でフワフワと表現した方が正しいでしょうか。めちゃくちゃフニャんフニャんです。
私の筆記スタイルは、どちらかといえば、かなり傾けて書く方です。筆圧も高くありません。それでも、この万年筆はペン先がよく開きます。
潤沢なインクフローは、Fサイズの細字でも、まるでMの字幅くらいで出てきます。かなり紙を選びそう。

握り心地は、絶品です!
ただのデザインにとどまらない三角形は、ピタリと指につい付く感じ。どんなときでも、最高のポジションで書くことが出来ます。(これには、参りました。)
しかし、ペンに「アソビ」がまったくないので、快適な筆記と引き換えに、丸軸のものに比べて早めに疲労が来ます。私は、3000文字を超えたあたりで、人差し指と親指のあいだが痛くなりました。

デカイということ以外では、なかなか良い万年筆です。
デモンストレーターもクールです。

限定品という、弱いところを突かれた感じはありますが、良いものを購入することが出来ました。

オマス・360ヴィンテージ、リミテッドエディションのキャップ装着


それにしても、このデカさ…

存在感はバッチですが、とても気軽に持ち歩けないのが残念です。

「ちょっとスタバで書き物」などというのが難しい万年筆です。
自宅で、ゆったり使うことにします。

オマス 360ヴィンテージ リミテッドエディション詳細

サイズ

[収納時]150o [筆記時]180o

軸径 15o
重さ 27g
インク機構 ピストン吸入式
ペン先 18金
ペン先サイズ F
価格 69,300円
特記 世界限定360本
購入 万年筆の文栄堂(オススメ!)楽天アマゾン

エルゴな三角形は、スイートスポットの誘い。オマス 360ヴィンテージ関連ページ

文句なしの王道!万年筆のお手本、モンブランNo,146(80年代)
まさしく、ペン・オブ・ザ・ペン。すべての万年筆は、マイスターシュティックに帰依するとも言うべき、万年筆の王様。多くの万年筆がお手本にする、美しいシルエット。そして、抜群の筆記バランス。使い込むほどに、万年筆の素晴らしさを教えてくれる、至高の1本です
書き心地は、高級万年筆!驚きの210円★プラチナ万年筆、プレピー(中字)
ペン先の先端は、高級万年筆と同じ素材・イリドスミンを使用している、プラチナ万年筆プレピー。先端の丸々と大きな玉が繰り出す抜群の書き心地は、まさに高級万年筆そのもの。だが驚くなかれ。この万年筆は、なんと210円という衝撃の価格。国産万年筆メーカーの意地がココにあります。
有無を言わさぬ究極の細字!ペリカン・スーベレーンM405・森山スペシャル
『フルハルター』。万年筆を嗜む人にとって、この名前を知らない人はいないはず。このペリカン・スーベレーンM405(B→F)の研ぎ出しは、申し上げることのない、超絶品の万年筆です。
実用性はかなり高い!パーカー75
いかなるシーンでも、素早く書ける。パーカー75は紙質を選ばない、とても優秀な万年筆です。

トップページ 万年筆 ボールペン 意外な絶品ペン サイトマップ